「FXって難しいですよね」これ、誰しもが感じるFX経験者の本音ではないかなぁと。よく言われる「勝組1割、負組9割」が本当だとすると素人がFXで収益を上げ続けることは至難の業であることがわかります。同じフィールドでお金の奪い合いとなるゼロサムゲームだけに、資金力、情報の量、速さ、熟練度など、ハッキリいってプロには敵いませんからね。
そんな私も負組の一員であり、FXを開始してから4年間は負けっぱなし!トータルでレクサス新車で買えちゃうくらい損失出しています(泣)
で、本題はココから!5年目からは年間収支3年連続プラスで推移しているのです!これって何気に凄くないですか?一応、プラス維持できている対策を講じたので、ちょこっとレビューしてみますね。負け続けてる誰かの参考になれば嬉しいです。
*ここからの解説は海外FX口座でのトレードレビューとなります。
FXはレバレッジが鬼門
FX(外国為替証拠金取引)は為替の動きを予想して売り買いするわけですが、資金に対してレバレッジをかけることができるため資金以上の取引が可能です。
現物(レバレッジ1倍)でトレードしていれば、リスクは少ないけれど利益もなかなか増えません。逆にレバレッジをかけると、利益を得るスピードは速くなりますが、損失のスピードも同等に速くなるリスクもあるので「ハイレバ = ギャンブル」という認識を持たれやすいのかなぁと。
とは言え、FXをレバレッジ1倍(現物)でトレードするには資金力が絶対条件で、例えばドル円を1枚トレードするためには、1ドル=100円と仮定すると100万円(証拠金維持率を考慮するともっと必要)必要なわけです。なので資金力のない人ほどレバレッジに頼ることになるわけですね。
ハイレバレッジはギャンブル?
国内FX口座の場合、レバレッジは最大25倍までと規制されていますが、海外FX口座の場合規制が緩いところが多く、私が利用している"XM TRADING"では最大888倍でトレード可能です。
ちなみに私は、常にレバレッジMAXの888倍でトレードしていますが、Micro口座なので10通貨からトレードできポジションをより小さく持つことができます。
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レバレッジが高いと利益の増え方も、損失の増え方もエグいスピードで増えていきます。これは単純にポジション取りすぎが招くメリット、デメリットでありギャンブルと取られても仕方ないのかなぁと感じます。いわゆるドカンとポジション持ってワンチャン狙うみたいな。
実際、私もついついポジション増やしすぎて、行き着く先はゼロカットを繰り返していました。順調に勝ちまくって、資金の何十倍もの利益が出ても、その利益を複利運用していたので最終的には必ずゼロカットで終えるパターンです。欲が深過ぎたんですよね。
小資金派はハイレバ向きかも
絶頂期には30万円の資金が3ヶ月で460万円まで増え「よし!このまま1000万円まで突っ走って過去の損失回収と爆益かましたるわーー!」と気合入れた数週間後にやってしまいました…ゼロカット(泣)このころは金銭感覚マヒしてまして、100枚ぶち込んでも普通に寝れてました。
さすがにゼロカットは懲りたので、この後は資金を極端に減らしてトレードを重ね、ある程度稼げたら出金するように意識することで、何年も損失が続いた暗黒期から脱することに。
↓2018年FX実績
↓2019年FX実績
↓2020年FX実績
2017年までは、一度も年間プラスで終えたことはありません。2018年以降「少資金&こまめな出金」を心がけたことが功を奏し年間通してプラス維持を3年続けることができました。
少資金ならポジションも小さく運用
少資金トレードといっても、ついついポジションを大きくしちゃってませんか?
ポジション持ちすぎて、あっという間にゼロカット!また入金→結果を急ぐ→ポジション増大→ゼロカット→また入金…… このエンドレスループにハマると「よし、次こそは取り返してやる!」と熱くなり入金額も上がるので注意が必要です。
なので少資金なら少資金なりのトレードをしなければなりませんね。
絶対に失敗する前提でエントリー
エントリー前にチャートに穴が開きそうなくらい分析して、いざエントリーしたら予想と逆を行く!とか「FXあるある」ですよね。
散々チャートにライン引いて、あーでもない、こーでもないと予想して入っても、エントリーした瞬間に逆行!「これ、誰かに監視されてんじゃねーの?」という妄想まで考えてしまったり…
ということで、もう難しいことは抜きにして、失敗前提でエントリーすることにしました!
失敗前提トレードは「売増し、買増し」
ある程度の方向性さえ見定めることができれば、その流れに対して「売り上がり or 買い下がり」で挑んでいます。
*画像は、見やすいように4Hで表示していますが、基本トレンドを掴むには1Dを参考にしています。
❶ 短期トレードから気長に待つスイングトレードに変更(XMはswap泥棒だけどそこは経費と割り切ってる)し、エントリーして踏まれても(含み損発生)全くダメージないくらいポジションを小さくしています。
❷ その後は等間隔(通貨ペアやボラティリティにより変化)に指値をセットし売り上がる、もしくは買い下がる。ある意味ナンピンですね(笑)
❸ 動きの狭い通貨ペアならば、3円踏まれても対応できるくらいで挑んでます。
❹ ドル円、ユーロ円、豪円など比較的ボラティリティの安定した通貨ペアでトレード。
❺ ポジションは常に同じ枚数を投入。余程の自信がある時は1回当たりのポジションをだんだんと大きくしていく場合もあり(リスクを取って大きく勝ちにいく)
❻ 初期資金が少ないため、維持率が厳しくなる前に追加入金もアリ(もちろん少しづつ)
レンジよりトレンドを意識する
損失を出すタイミングで、何が辛くて悔しいかというと「損切りやロスカットされた瞬間に折り返していく時」ってありませんか?こうならないためにはレンジ相場感よりもトレンド相場感を意識したほうが良いかと感じます。
レンジ相場意識が働くと…
- 短期決戦になりやすくポジションを大きく取ってしまいロスカットに巻き込まれやすい。
- 短期決戦で逆張りしたくなる
- トレンド相場を受け入れられなくなる
リスクをなるべく負わないトレードを目指すなら、やはり中長期目線でトレンドを追っかけたほうが、日々の予測不能な上下動でロスカットされるようなポジションを持つこともありませんし、24時間ポジションのことが気になって、仕事や睡眠の妨げになるようなこともありません。逆に言うとポジションが気になってレートチェックばかりしているようでは、ポジションを抱えているはずですよ!
利益を上げやすいタイミングを逃さない
短期決戦を狙うならば、最初のエントリーは"買われすぎ or 売られすぎ"を狙うと勝率グッと上がる印象です。リバウンドを徹底的に追いかける感じ。
私は4HのMA(EMA)乖離を狙ってます。急騰や急落は結構な確率でリバウンドするので、ドカンと上がる、もしくは下がったところが最初のエントリー(あくまでも小さなポジで)で、ここから等間隔にナンピンしていく感じですね。全戻しにならないと理解した上でMAにタッチする前に全決済しています。あくまでもトレンドには逆らわない!
これだと逆張りでも、しっかり利益取れるのでお気に入りのパターンです。
さいごに
ハイレバは「ポジションを大きく持てる」というイメージをなくし「少ない金額でポジションを取れる」とイメージするようになってから無茶なトレードをしなくなったと思います。リスクを取って大金を掴むより、ある程度放置していても安心できるトレードなのでFXだけに依存しない生活、もしくは他の複業も同時進行できる画期的なトレード法だと感じています。
ただ、このトレードは国内FX口座だとちょっと厳しいかもしれません。当方は海外FX口座のXM Trading を使用しています。
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