2019年4月17日… とうとうやってしまいました。。。
今年初のゼロカット!その額 268,024円!
今年は負けなしで突進し、あまりの絶好調ぶりから雑で大胆なトレードに…
トレンド転換のサインも見なかったことにし、自分を無理やり正当化させた結末は予想通りゼロカットの刑に処されました。 複業で収益が出たら"MacBook pro"を新品で買って、スタバでドヤろうと思ってたのに… 逆に見ず知らずの人に"MacBook pro"買ってあげちゃった感が辛いです(泣)
- XM TRADING でゼロカットされるとどうなるの?
- 国内FX口座のロスカットルールは安心なのか?
- ゼロカットがメリットである理由とは
- ハイレバレッジの活用は断然「少資金トレード」がオススメ
- さいごに
XM TRADING でゼロカットされるとどうなるの?
普段、国内口座をお使いで海外FX口座であるXM TRADINGを使ったことない方にはピンとこないゼロカットシステム… 大金(私的には)を溶かしたのでリアルな"ゼロカット"の仕組みを解説してみますね。
XM TRADING には追証がない
ゼロカットとは、その名の通り証拠金維持率がゼロになるとロスカットされる仕組みです。国内口座では近年ロスカット比率が上げられる傾向にあり、最近では維持率100%でのロスカットが一般的になりました。維持率150〜120%を切ると追証請求されるわけですが、 XMでは追証という概念はなく証拠金維持率が100%でも50%でも追証はありません。
厳密には「ゼロカット」ではない場合もある
最終的には口座残高ゼロとなるのですが、実は状況によって必ずしも100%ゼロカットされるとは限りません。 ロスカットの開始は証拠金維持率が20%を切った時点で開始されます。
例えば私が好む、売り上がりや、買い下がりはポジションを細切りにした形になるのでポジションの本数が多い状態となります。この状態で証拠金維持率20%を迎えると、現在値から一番遠い(含み損の多い)ポジションからカットされ、状況によっては1番近いポジションが残る可能性もあります。残ったとしても僅かなポジションなので、ほぼゼロカットと同じかもしれませんが。
ゼロカットされた際のリアル口座履歴(MT5)
▼当方、ゼロカットされた際のリアル口座履歴がコチラになります。
- balance EXP06: 口座に残っていたXMポイント(1円分)
- credit credit out: ゼロカットによって失ったXMポイント(1円分)
- balance EXP01: ロスカットされた際に生じた口座不足金の充当分(29,586円分)
ハイレバレッジ運用の場合、急激な値動きの際のロスカットはスリップが生じやすく、今回は中国重要指標で急激に大きく値が動いたためスリップ発生しました。ゼロカットがスリップし口座残高を割り込み、マイナス29,586円の口座不足金が発生しましたが、XM TRADINGではゼロカットが前提となるので口座履歴には不足分の29,586円が"balance EXP01"としてXMから充当され、ユーザーが不足金を支払うことはありません。
XMの強制ロスカットは「ゼロ」で終えると認識しましょう。
ちなみに国内FX口座では、異常な状況でロスカットが正常に発動せず、口座不足金が発生した場合、状況にもよりますがユーザーの支払い義務が生じるので注意が必要です。実際に私は業者のシステムフリーズにより、ロスカットをスルーし、更に口座不足金を支払った経験があります。ハッキリ言って地獄です。
国内FX口座のロスカットルールは安心なのか?
まずは国内FX口座であるDMM FX を参考にロスカットについてみてみましょう。
当社ではお客様の損失の拡大を防ぐため、証拠金維持率が50%以下になった場合、ロスカットルールが発動し、未約定の注文を取り消し、すべての未決済ポジションをお客様に事前に通知することなく、決済(ロスカット)します。
ロスカットルールとはお客様が保有しているポジションが、一定の水準以上に損失を被った場合、損失の拡大を防ぐため、保有しているポジションを強制的に決済することをいいます。
FX取引では相場の状況によっては大きな損失を被るばかりか、預託された証拠金すべて、さらには追加の損金を支払わなくてはならなくなります。そこで DMM FXではお客様の損失額がある一定の水準に達した時点で強制的にお客様の保有されているポジションすべてを決済するロスカットルールが採用されています。原則としては最低限の資金は温存されるということです。ただし、ロスカットルールがある場合においても、相場の状況等によっては預託された証拠金以上の損失が発生することがあります。
また、 DMM FXでは毎営業日マーケットクローズ後の証拠金維持率判定において、証拠金維持率が100%を下回っていた場合には追加証拠金が発生します。
追加証拠金が発生した場合には、発生した翌営業日の04時59分までに追加証拠金額以上の入金もしくはポジション決済による追加証拠金額の解消が必要となります。
解消期限までに追加証拠金額の解消がされない場合は、保有しているポジションを「マージンカット(強制決済)」します。引用元: DMM FX
近年、ロスカットルールが維持率100%で発動する国内FX業者が増えてきました。ロスカットルール発動するタイミングは業者それぞれの設定となります。100%と50%を比べた場合、どちらが安心でしょうか?当然、維持率100%でカットされるほうが、カットされた後の口座残高は多いので安心です。ただ余裕を持ったトレードが前提となるので資金は潤沢でなければ利益を追求することが難しいとも言えます。資金が少ないならば、 DMM FXのように維持率50%でのロスカットのほうがメリットが大きいと感じます。
追証は心理的デメリットも
追証に関して、私はあまり良いシステムには思えません。それはロスカットに近づくと追証が発生し、翌日に不足分を補填する必要があります。損失が徐々に増えるトレンドに乗っていた場合、追証分をその都度入金すればロスカットからは逃れられますが、その分、損失は更に拡大してしまいます。心理学的にみても人間は「損失が発生すると、我慢する傾向にある」ので、追証がないほうが、実は損失を拡大させないのでは?とも考えられます。
ゼロカットがメリットである理由とは
先ほども触れましたが、国内FX口座の追証ルールによりロスカットを恐れて追証をその都度、補填し続けた場合、元々の口座残高(資金)を超える損失が発生する可能性があります。たとえばXM TRADINGで同様に運用していた場合、ゼロカットされることで余計な追加資金を投入せずに済んだかもしれません。FXの難しさは損切りにあり、如何に早めの損切りを実行できるかが重要です。損切りができないならば強制決済しか道がなく、ある意味ゼロカットは有力な武器になるのではと思います。
ハイレバレッジの活用は断然「少資金トレード」がオススメ
資金が少なければ、最悪の事態になってもゼロカットにより「入金した資金を全て失う」という明確な結末が見えているので精神的余裕が生まれます。ハイレバレッジが槍ならばゼロカットは盾となり、強気のトレードで利率を高める可能性も上がると考えます。
ここで大切なのが出金。利益はなるべく出金(サブ口座でもOK)することです。失敗や不慮の損失の行き着く先はゼロカットなので利益確保を最優先し、なるべく複利運用を控えましょう。
さいごに
今回のゼロカットに関し、好調をキープし利益を上げることで、更なる利益を急いだ挙句、禁断の複利運用に走ってしまったことが敗因です。マイルールとして、ある地点まで利益が到達したら出金し、また一から仕切り直しをする癖をつけるようにすべきだと実感しています。ハイレバとゼロカットを上手く利用し継続的に稼げるようになりたいものです。